■牝馬の頂点へのステップレース!「第52回 サンケイスポーツ杯 阪神牝馬ステークス」
12月の阪神開催に行われていた阪神牝馬Sが、4月に移設されたのが2006年。ヴィクトリアマイル創設に伴う前哨戦として、牝馬重賞戦線における重要な一戦となった。それを裏付けるかのように、昨年はエイジアンウインズがこのレースの勝利をステップにヴィクトリアマイルを制覇、また2着馬のブルーメンブラットは、秋になって牡馬相手にマイルチャンピオンシップを優勝している。今年も、今後のGI 戦線につながる一戦となることだろう。そのレースの傾向を、過去3年のデータを中心に見ていくことにしたい。
■芝1400mの実績に注目!
過去3年の連対馬には、「芝1400mを得意としている」という共通点があった。唯一、この距離で未勝利だったエアメサイア(2006年2着)も、前年のフィリーズレビューで3着という実績を持っていた。古馬の牝馬限定重賞で、芝1400mの距離はこのレースだけ。この距離に高い適性を持つ馬がいたら、注目してみよう。
■牡馬相手の実績にも注目!
前年暮れの愛知杯から、京都牝馬S→中山牝馬S→阪神牝馬Sと続く牝馬重賞戦線。過去3年の阪神牝馬Sでは、“4走前までに、牡馬混合重賞で好走していた馬”が、すべての年で連対を果たしている。今年も、牡馬と互角に戦ってきた実力馬には、一目置く必要があるようだ。
■阪神・芝1400m・Bコースの傾向は?
2007年以降の阪神牝馬Sは、芝Bコース〔内柵から3m(曲線部は4m)の地点に移動柵を設置〕で行われている。阪神競馬場がリニューアルオープンした2006年12月以降、Bコースで行われた芝1400mのレース、合計41レースを対象に馬番別成績を集計してみると、馬番「9〜12番」の馬が最多の16勝を挙げて、勝率ではトップの数字を残していた。一方外枠は劣勢で、特に「13〜16番」の馬が未勝利というのは、気になるデータだ。その反面、「17番」の馬が3勝を挙げている(勝率15.0%)のは興味深い。ちなみに、馬番別成績の勝率1位は9番(20.5%)、同2位は10番(16.2%)となっている。
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